渡航中の税金や年金の支払いに関して

皆さんが日本を離れ海外にいる間に、日本の税金は払わなくて良いのかどうか、少しまとめてみました。多分、これで良いはずですが、違う見解がある場合には是非ご指摘ください。

所得税

会社勤めしている方々の場合にはすでに源泉徴収されているから何もする必要はない。 もし、個人事業主や、サラリーマンであってもほかに収入がある場合には日本を出発する前に確定申告をして税金を払ってから日本を出国する。

住民税

その年の1月1日に日本にいたら、その場所(住民票がある市町村)から住民税が請求されます。これはその前年の所得に応じた税金です。1年以上留学する場合、役所に国外への転出届を提出することにより、翌年からの住民税は免除されます。短い留学の場合で住民票の移動をしない場合、また、1年以上の長期の留学でも届けを出さずに日本を出た場合にはいつもどおりに税金の支払い義務が生じます。

国民保険の保険料

住民票が日本にあるかどうかにより異なります。何の手続もせず(住民票を移さない)日本を出ると保険を支払う義務が生じます。1年以上の留学の場合には国外移住届けを出すと、国民保険に入ることが出来なくなるので停止するための手続をする形をとります。

国民年金

日本国内に住民票がある人は20歳以上の人は皆さん加入しなければいけません。やはり住民票を海外に移すことにより、国民年金の支払いを停止することができます。市町村の保険年金課で相談ください。海外にいる間もお金を払い任意加入を続けることができます。そうすると、将来受け取れる年金が多くもらえます。

まずは役所に行って年金と保険のことで相談したいと受付で話してください。担当の方がいろいろアドバイスしてくれます。